「夏のスタミナ食材のニンニク!」ってよく聞くけど、実際みんな食べてるの?この夏のPOSデータで実情をチェック

突然ですが、皆さんは「通年でスーパーやドラッグストアに陳列されているのに、特定の季節になると強く売り出される商品・食材が本当に売れているのか?」と疑問に感じた事はないでしょうか?

今回は、気温が高かった2022年の夏も頻繁に「夏のスタミナ食材のニンニク!」と耳にした、夏場の食材の代表格「にんにく」が本当に購買されたのかを、ウレコンの使い方の簡単な解説と共に見ていきたいと思います。

カテゴリ内のランキングの確認方法

まずは、1年を通して販売されている調味料タイプの「にんにく」の2022年夏のランキングを確認したいと思います。

ウレコンのホーム画面から下記の順序で、調味料タイプの「にんにく」を含むカテゴリである「香辛料(からし・わさび以外)」を選択します。

全ての分類>中分類:加工食品>小分類:調味料>カテゴリ:香辛料(からし・わさび以外

(c)Powered by ウレコン

次に、カテゴリ内で最も順位の高い調味料タイプの「にんにく」商品を確認します。(今回の集計期間:2022年6月1日~2022年8月31日)

(c)Powered by ウレコン

すると、3位にハウス食品の「ハウス食品 おろし生にんにく 43g」がある事が分かります。商品名を選択すると、商品別の様々なデータを確認する事が出来ます。

商品名での検索方法は「ウレコンの検索方法」にもまとめていますので、ぜひご覧ください。

実際に夏場に「にんにく」は売れているのか?

ここからは、「ハウス食品 おろし生にんにく 43g」の購買の推移から、夏場に売れているのかを確認したいと思います。

購買の推移は、「市場シェアの推移」グラフから確認する事が出来ます。「市場シェアの推移」とは、「月ごとの分類全体における選んだ商品の販売合計金額の割合」を表しており、今回で言うと、「香辛料(からし・わさび以外)」カテゴリ全体の販売金額の何%を「ハウス食品 おろし生にんにく 43g」が占めていたかをグラフ化しています。

(c)Powered by ウレコン

夏の暑さ本番となる8月は、2年連続でシェア率が上昇しており、更に梅雨明け発表後に記録的な猛暑が到来した2022年6月にも上昇が見られるため、気温が高くなると「にんにく」を求めている顧客が存在すると考えられます。つまり、「にんにく」は夏のスタミナ食材として実際に購買されている事がPOSデータから分かります。

おわりに

今回は、「にんにく」商品の内の1つに絞りましたが、その他の商品・食材としては例えば「夏といえば!」のイメージがあるカレーなどがあるかと思います。カレーのこの夏の購買推移や、今話題の商品がどの位売れているか、ウレコンを使ってぜひ確認してみてください。

また、カテゴリ全体や複数商品を1つのグループにまとめて集計したり、業態ごとに分析を行いたい場合は、True Dataの購買分析ツール「Dolphin Eye」が便利です!

スーパーやドラッグストアで販売されている商品の売れ行きをチェックできるウレコンはご利用無料です。会員登録はこちらから。