秋になっても夏日が続いていますというニュースから一変、連日厳しい冬の寒さですね。皆さんは寒くなると売れるものと聞くと何を連想しますか？鍋関連・おでん・カイロ・・・温まる系統の食べ物や飲み物などを連想する人が大半ではないでしょうか。でも実は購買データを見るとおせんべい・おかきなどの「米菓」も寒くなると売れるようになるんです！今回はウレコンを運営する株式会社True Dataで営業部に所属するソルトがおせんべい・おかきなどの「米菓」のトレンドと売れ筋について調べてみました。
おせんべい・おかきなど「米菓」が売れる季節とは？
まずはおせんべい・おかきなどの「米菓」の売れる季節についてみていきましょう。おせんべい・おかきは「米菓」カテゴリに属していますので、True Dataの分析ツール「Dolphin Eye」（スーパーマーケット版）で「米菓」カテゴリの売れ行きのトレンドをチェックしてみます。（集計期間2021年11月～2023年10月）
上のグラフは「米菓」カテゴリの2年間の売れ行きのトレンドを表しています。
この結果を見て意外だなと思った方も多いのではないでしょうか。購買データを見てみるとおせんべい（米菓）は秋から冬にかけて売り上げを伸ばしていることがわかります。
寒くなるとこたつに温かいお茶、そしてテーブルの上にはミカンやおせんべいやおかきが。そんな風景のイメージがありますよね。実はおせんべい・おかきなどの「米菓」も寒くなると売れる商品なんですね。
それではここから「米菓」の中でもどんな商品が売れているのか。若者よりはシニア層に購入されていそうなイメージがあるかもしれませんが、実際に購入している年代はどうなのか。ウレコンを使ってID-POSデータから確認していきましょう！
「米菓」カテゴリのランキングをチェック！
まずは「米菓」カテゴリの全国での市場シェアランキングを見てみます。（集計期間2023年8月1日～2023年10月31日）
1位は「亀田の柿の種 180g」、2位は「ハッピーターン 96g」で前回集計期間（2023年7月1日～2023年9月30日）に引き続きの1位、2位となっており、根強い人気があるようですね。
全国でのランキングは上記の通りですが、各エリアのランキングを確認すると1位が変わっているなど、地域ごとで嗜好性にも違いがあるようです。皆様がお住いのエリアでは何が1位になっているのでしょうか？気になる方は是非「ウレコン」からご確認ください！
上位商品を購入している年代は？ID-POSデータから深掘り！
では、上位2商品の購入者の傾向についてID-POSデータからわかることを深掘りしてみたいと思います。
まずは1位の「亀田の柿の種 180g」を見てみましょう。
「米菓」カテゴリの平均値と比較すると、購入者の男女比についてはより男性から購入されている傾向にあるようです。年齢は40代や50代といったミドル層の構成比が高くなっていることが伺えます。
また、購入時間は夜、曜日は週末が購入される傾向にあり、お酒のあてとして購入されているのではないかと推察できます。
次に2位の「ハッピーターン 96g」を見てみましょう。
こちらは「米菓」カテゴリの平均値と比較すると、購入者の男女比については女性から購入されている傾向にあるようで、年齢は30代や40代のといった子育て世代に買われている傾向にあります。
購入時間や曜日は「亀田の柿の種 180g」と違い平均値と差が少ないことから、主婦層が普段の買い物時に購入しているのではないかと推察できます。
最後に
今回は実は寒くなると売れだす「米菓」カテゴリについてみてみましたが、いかがでしたか？
各商品や各地域などでも売れ方や売れ筋商品に違いがあります。ウレコンを使えば気になるカテゴリや商品について簡単に分析や比較をすることができます。ぜひ皆さんも気になる商品を分析して違いを発見してみてください！
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