今年売上が伸びた意外な商品とは

皆さんこんにちは。True Data広報のⅮ子です。2020年は生活スタイルがずいぶん変わりましたよね。ビッグデータマーケティングのTrue Dataでは、毎月プレスリリースで伸びているカテゴリを発表しています。データを見ていると「へえ!」の連続で、毎回さまざまな発見があります。今回のウレコンブログでは、今年売上を伸ばした、ふたつのカテゴリについて取り上げてみたいと思います。

スナック

在宅時間が増えるとついつい手が伸びてしまうスナック菓子。True Dataの購買データ分析ツール「ドルフィンアイ」(スーパーマーケット版)で売上推移を見てみると、3月以降、大きく前年(点線)を上回り続けていました。

(C) ドルフィンアイ powered by True Data (スーパーマーケット)

続いて、ウレコンで「スナック」カテゴリのランキングをチェックしてみましょう。

定番のポテト系スナック菓子が上位を占めています。ほどよいしょっぱさが後を引くポテトスナックは、動画を観たり本を読んだりといったおうち時間のお供に魅力的!スーパーマーケットでついついカゴに入れてしまう気持ち、わかりますよね。

便秘薬

「ドルフィンアイ」でドラッグストアのデータを見ると、便秘薬の売上が伸びていました。昨年9月(点線)がグンと伸びている理由は、消費増税前の駆け込み需要です。この例外を除くと、緊急事態宣言下の5月以降、前年を超えており、なんと11月は昨年9月の駆け込み需要期を超えるほどの売上を記録しました。

(C) ドルフィンアイ powered by True Data (ドラッグストア)

コロナ禍でのストレスや、通っていたジムに行きにくくなり、運動不足になってしまった、という方もいるのではないでしょうか。便秘というと女性の悩み、というイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょう。ウレコンで購入者の属性を見てみましょう。

こちらのグラフには、便秘薬カテゴリ全体と、カテゴリ1位の商品「コーラックⅡ 40粒」の両方が示されています。このうち「便秘薬」と記されているグラフを見ると、「便秘薬全体の購入者は女性が85%、年代は50代が20%強で一番多い」ということがわかります。便秘で困っているミドル世代の女性が増えていることは間違いなさそうです。

スナック菓子と便秘薬、一見なんの関係もないカテゴリのようですが、どちらも「巣ごもり」という生活スタイルの変化が消費に現れた結果なのかもしれませんね。運動不足がこの先、私たちの身体にどう影響してくるのか心配です。近頃はお家でできる新しいフィットネスサービスも発表されていますので、自分に合ったスタイルで安全に運動が続けられる方法を見つけていきたいものですね。

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