胃腸薬が必要なのは年末年始の飲み過ぎに加えて、休み明けの仕事のプレッシャーにも
いつもなら何かと会食が増える年末年始ですが、みなさんはいかがでしたでしょうか?
個人的には年末年始、帰省しなかったという記憶はないくらいですが、今回はさすがにステイホームしていたまことです。そういうこともあり、遅くまで忘年会!といったこともなく過ごしました。友人・知人のSNSへの投稿を見ると、ネット飲み会を含めて自宅でお酒を飲んでいた人が、意外と多かったようです。
ぼくもそうですが、飲んでいる時は楽しい気分で元気だったのに、翌朝よくあるのが胃のトラブル。ただ、胃の不調を訴えるのは、飲み過ぎだけではないようです。少し前の調査(2014年、第一三共ヘルスケア株式会社) になりますが、飲み過ぎよりも「年始の仕事を思うと緊張でキリキリする」という人の方が多くなっています。
飲み会も多く、またお休み中ということもあり、つい飲み過ぎ・食べ過ぎになってしまいがちな年末年始ですが、その影響をダイレクトに受けるのが胃です。年末年始の連休明けの胃の調子について思うところをきいたところ、「年始の仕事を思うと緊張でキリキリする」と回答した人が22.4%いました。「飲みすぎて胸焼け」と回答した人は13.7%でしたので、飲みすぎによる胃への負担よりも、ストレスによる胃への負担を感じる人の方が多いという実態が明らかになりました。
(プレスリリース『やっぱり一番「胃」に負担がかかるのは年末年始だった!飲みすぎのつらさよりも仕事へのプレッシャーから胃がつらい人が多いという結果も』第一三共ヘルスケア株式会社)
確かに長い休みのあとは、仕事のプレッシャーを感じることが多いので納得です。
では、そんな年末年始を乗り切るのに、皆さんに役立つものといえばやはり胃腸薬ですよね。
True Dataの購買データ分析ツール「Dolphin Eye」で、ドラッグストアにおける胃腸薬カテゴリの過去2年の購買動向をチェックしてみたところ、やはり年末年始に売上が伸びていることが分かります(年末年始以外に2019年9月も売上が高いのは、10月1日の消費税アップの駆け込み需要かも知れません)
この傾向は、グーグルトレンドでも同様のようです。グーグルトレンド(世界中の検索トレンドがチェックできるツールです。検索回数の多いキーワードやトピックの人気度の動向がグラフで表示されます。)で、「胃腸薬」の過去1年間のトレンドを調べてみましょう。
やはり、年末年始に人気度が上がっています。
では、ウレコンから、最新の胃腸薬の売り上げランキングをみていきましょう。
胃腸薬の売り上げランキング:キャベジンコーワが1位
1位は「キャベジンコーワα」です。胃腸薬代名詞の1つであるキャベジンは、1960年の発売からこれまで、社会環境や時代のニーズに合わせて製品改良を続けてきたそうです。現在では錠剤だけでなく、顆粒タイプなどが発売されています。
「キャベジンコーワα」は、2014年に発売開始された薬で、胃の働きを良くしていく生薬ソヨウを配合し、動きの鈍ってきた胃を元気に動かして正常な胃の働きを取り戻してくれるそうです。
胃腸薬の助けをかりつつ、胃腸が弱っているときは、どのように食べ物を食べていけばいいのでしょうか?
「キャベジン」公式サイトによれば、次のような食べ物がいいようです。
こんなときに適した食品は、主食ではおかゆ、うどん、魚介類では、たら、かれい、たいなどの白身魚、肉類では鶏のささみや赤身肉など脂の少ないもの、豆類では豆腐、ひきわり納豆、乳製品では牛乳、ヨーグルト。このほか、繊維が少なめの葉物野菜、かぼちゃ、じゃがいも、バナナ、リンゴなどがあげられます。
(胃腸が弱っているときは何を食べたらいい?:キャベジン公式サイト)
そして、生活習慣にも気を配り
- 食事は、ゆっくりよくかんで食べること
- 冷たいものは一気に飲まないようする
- 食後は、休息をとること
だそうです。
仕事に加えて、いろいろとストレスやプレッシャーが高まる年度末がやってきます。ぜひ体調を整えて、過ごしたいですね。