こんにちは！辛い（つらい）ことと辛い（からい）ものが苦手な、True Dataの軟弱広報Ⅾ子です。さっきコンビニに行ったら、レジ前の棚で「マー活フェア」が展開されていました。「マー活」の「マー」は、「麻辣」のことで、中華料理で使う香辛料「花椒（ホアジャオ）」を使ったシビれる辛さが特徴とのこと。四川の麻婆豆腐などが有名ですが、麺類など様々なメニューが人気を集めているようです。そういえば、昨年ぐるなびが発表したトレンド鍋も「しびれ鍋」でしたね。人はなぜそんなにシビれたいのだろう・・・今回は「マー活」に関連した商品の売れ行きを見てみたいと思います。
シビれ系ラーメンが発売
明星食品は昨年8月、4種類の麻辣麺を発売しました。
そのうちのひとつ、中華三昧 麻辣火鍋麺 1食を見てみましょう。
出典：明星食品 ニュースリリース
ニュースリリースの説明によると、
麺を煮込むスープは、鶏、豚に牛の旨みを加えたベースに唐辛子、香辛料 (花椒、ジンジャー、ガーリック、ペッパー、クミン) を効かせました。豆板醤やオイスター、花椒などをブレンドした麻辣醤と花椒が香るオイルをかけて仕上げます。
とのこと。短い説明の中に「花椒」という言葉が３回も出てくる！！相当なシビれ度なのではないかと想像します。
ウレコンでこの商品を見てみると、袋麺ランキングの68位にランクインしていました。リピータの割合は平均を上回り堂々の16.28％！一度食べるとハマるおいしさ、ということでしょうか。
シビれ系カップ焼きそばも登場！
同じく明星食品から9月にカップ焼きそばも発売されました。
一平ちゃん 夜店の焼そば 麻辣味 128g
出典：明星食品 ニュースリリース
ビリビリとしびれる花椒の刺激と唐辛子の辛さがクセになる、特製とうがらしマヨ付きのしょうゆ味焼きそばです。こちらも辛さとシビれのダブルパンチが想像できますね。
ウレコンのランキングではカップ麺の154位にランクインしていました。
新商品にもかかわらず、こちらもリピート率が平均以上。やはり「麻辣」はクセになるようです。
「マー活」は家庭料理にも浸透するか⁉
外食から、カップ麺、袋麺にまで広がってきた「麻辣系グルメ」。今後家庭でも作るひとが増えてくるのでしょうか。最後に、True Dataの購買データ分析ツール「Dolphin Eye」で、香辛料「花椒」の売り上げ推移を見てみましょう。
下図は商品名に「花椒」が含まれる香辛料の売り上げ推移グラフです。昨年の夏ごろから売り上げが伸びていることがわかります。
(C) ドルフィンアイ powered by True Data ※買い物指数：来店客100万人あたりの売上金額
家庭で作る麻婆豆腐の仕上げに花椒を使うと、本格的な味わいと香りが楽しめるそうです。辛いのが苦手なⅮ子でもこれなら量を調節できるので取り入れられそう！クセになる人が多い「麻辣」をちょっとだけ試してみたくなりました。日本家庭のスパイスラックの定番香辛料となるのか、今後の動きが気になりますね。
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