全国各地で梅雨が明けはじめ、本格的な夏が始まりました。夏といえば、暑さを吹き飛ばすために、辛いものが人気になる季節でもあります。そこで、マコト的におすすめしたいのがカレーパンです。
ところで、そもそもカレーパンとはなんなのでしょうか? 日本で独自の発展を遂げた料理としてよく取り上げられるカレーですが、カレーパンもそうなのでしょうか? 日本カレーパン協会によれば、次のように定義されています。
カレーがパンに包むまたは乗せられており、焼くもしくは、揚げたもの。カレーパンとはカレーを具とする惣菜パンの一種である。
カレーパンとは(カレーパン協会)
「家でもカレーパンを食べたいけど、パンを揚げるのは面倒だよな」と思っていましたが、揚げたものだけではなく、焼いたものでもいいんだなと理解しました。
そう思っていたら、近所のスーパーでいい商品を見つけて、最近はまっているものがあります。それは、キユーピーから発売されている「パン工房 カレー」です。「パン工房 カレー」は、塗って焼くだけでカレートーストが楽しめる商品として2021年2月18日(木)から全国に出荷されました。
まず、何が気に入ったかというと、「ミニオン」がパッケージにプリントされているところです。というのも、ミニオンは、ずっとスマホの着信音にしているくらいお気に入りなのです。
購入できた時は意気揚々と帰宅しました!そして翌日、朝食時に食パンに塗って3分焼きはじめると、オーブンから香ばしい匂い。熱々のパンを取り出すと、単に焼いた食パンとは違って、ずっしりとした重量です。食べてみると、この1枚で立派な朝食!といった完成度で、素晴らしいと感じました。まさに、キユーピーがプレスリリースで紹介している特徴そのものでした。
塗って焼くだけでカレートーストが楽しめる「パン工房 カレー」を新発売!2月18日(木)から全国に出荷 (キユーピー株式会社プレスリリース)
では、そんな「パン工房 カレー」の売上ランキングをウレコンで見てみましょう!
シェア急上昇の「パン工房 カレー」
その他スプレッド類カテゴリで、7位まで順位が上昇しています(スプレッドとは、パンなどに塗って食べるペースト状の食品のことです)。発売が開始された今年の2月からのシェアを見ると、以下のようになっており、順調にシェアが伸びています。
最近は、カレーパンがさらに進化し、「NEOカレーパン」と呼ばれるジャンルも出てきているそうです。日経トレンディと日経クロストレンドが選んだ「2021年ヒット予測ランキング」でも「NEOカレーパン」が29位に入っています。また、コンビニでも新しい商材としてカレーパンに取り組みはじめたところも出てきたようです。国民食として進化したカレー、そしてパンとの組み合わせは、これからも日本全国で愛されそうですね。