定番サイズからドリンクまで。人気ヨーグルトの特徴をチェック

三月も下旬、いよいよ春が近づきつつありますね。暖かい季節になりましたが、感染症と花粉症の二重対策でまだまだマスクが手放せません。お気に入りのお店でテイクアウトしたりと、おうち時間を楽しんでいます。

少し前ですが、外出自粛などの影響で、年末年始に牛乳の大量廃棄が起こるかもしれないといったニュースがありました。体の半分は乳製品でできていると言っても過言ではないほど乳製品好きのタコは、最近さらに牛乳やチーズを買っています。

もちろんヨーグルトも大好きで、買い物に出かけるとその時の気分で目に留まったものをかごに入れますが、日本全国で見ると、どんなヨーグルトが人気なのでしょうか?今回はウレコンで、「ヨーグルト」のランキングをチェックしてみます。

ヨーグルトランキングをチェック

それではさっそくランキングを見ていきましょう。現在の集計期間は2021年12月1日~2022年2月28日。「ヨーグルト」カテゴリの上位10商品がこちらです。

平均リピート率は25.15%ですから、どの商品も平均越えの人気商品と言えそうですね。「我が家はこれ!」と決めているリピーターの方も多いようです。

注目したいのは、商品のサイズ。400gほど入った定番のタイプが6商品、小分けタイプが1商品、ドリンクタイプが3商品ランクインしていました。

定番タイプ、ドリンクタイプ、小分けタイプ。それぞれの特徴は?

商品のタイプによって、購入者の特徴に違いはあるのでしょうか?それぞれのタイプで最も順位の高い商品について、詳しく見てみたいと思います。

まずは定番の大きなサイズ、1位の「明治ブルガリアヨーグルト LB81 プレーン 400g」を見てみます。こちらは70代・80代の高齢層に特に人気ですね。

明治ブルガリアヨーグルト LB81 プレーン 400g


続いては2位の「明治プロビオヨーグルトR-1 ドリンクタイプ 112ml」です。こちらは若年層の人気が高く、男性の購入者が「ヨーグルト」カテゴリの平均よりも多い20%を占めています。

明治プロビオヨーグルトR-1 ドリンクタイプ 112ml


次に小分けタイプの4位「牧場の朝 ヨーグルト 生乳仕立て 70g×3」。こちらは、若年層と高齢層のどちらにも人気のようです。男性の購入者も、平均の18%を上回っていますね。

牧場の朝 ヨーグルト 生乳仕立て 70g×3

購入者の男女別の年齢層は?

「R-1」と「牧場の朝」はどちらも若年層に人気があるといえそうですが、同じ若年層の中でも、男女比に違いはあるのでしょうか?True Dataの分析ツールドルフィンアイ(ドラッグストア版)で、もう少し詳しくチェックしてみました。

購入者の男女別の年齢層を表した図がこちらです。赤い折れ線が「明治プロビオヨーグルトR-1 ドリンクタイプ 112ml」、青い折れ線は「牧場の朝 ヨーグルト 生乳仕立て 70g×3」の購入者層を示しています。各年代を示す点が左右に伸びているほど、その年代の割合が高いという意味になります。

「R-1」は「牧場の朝」に比べ、若年層の男性と、50代・60代の女性がよく購入しています。一方「牧場の朝」は「R-1」に比べ30代・40代の女性と、70代以上の男女がよく購入しています。手軽なドリンクタイプは若い男性に人気で、食べやすい小分けタイプは、お子さんのいる家庭や高齢層の方に人気があるといえそうですね。

同じヨーグルトでも、特徴はいろいろ!

おなじヨーグルトでも、商品のタイプによって購入者の特徴に違いがありました!普段買わないタイプのヨーグルトを味わってみると、楽しい発見があるかもしれません。今度買い物に行ったら、売り場の隅までじっくり見てみたいと思います!