固形石鹸好き、赤と青の違いが気になる

暖かくなってきました。花粉症ではないY子は春の陽気に誘われて、日中散歩にでかけるのが日課です。帰宅してまずすることは、うがいと手洗いです。とくに手洗いは、新型コロナウイルスの影響で何かするたびにどこでも手洗いをするようになった方も多いのではないでしょうか?最近では、外出先での手洗い用にと昭和に流行った紙せっけんも再ブームがきているとのこと。私も近所の雑貨屋さんで早速購入しました。

ところで、石鹸といえば、手洗いはもちろんお風呂で身体を洗うのにも使うよね~。と思っていると、Y子の周りはボディーソープ派ばかり!海外に旅にでると、自分へのお土産として現地の石鹸を調達してくるのですが、さすがに在庫がつきて、先日ドラッグストアへ行ってきました。

手洗いは液体ソープ、お風呂ではボディーソープを使う人が多いのか、棚に並んでいる固形石鹸は2種類のみと選択肢はほぼありませんでしたが、大好きな牛乳石鹸があったので、レジに並んでいた主人の買い物かごにいれると・・。
「何これ?牛乳石鹸によく似てるね~。パチもの?」とのコメントが。「えっ、本物の牛乳石鹸だけど・・・知らないの?」と聞くと、「だって青いよ。」とぽつり。関西出身の主人曰く、牛乳石鹸は赤い箱だろうということで、売り場に戻ってみましたが、やはり青い箱の牛乳石鹸のみ。なんだか納得していないようだったので、帰宅して調べてみました。

すると、牛乳石鹸を販売する牛乳石鹸共進社株式会社のホームページにしっかりと書いてありました!

関西では赤箱、関東では青箱が人気?

牛乳石鹸は、1928年(昭和3年)大阪で生まれました。実は、このときはまだ赤箱のみ。牛乳石鹸を日本全国の方に使っていただくために、さっぱりとした洗い上がりが特長の青箱を開発。この青箱は、関東に住む方たちの間でたちまち人気商品となりました。このような歴史から、今でも関西では赤箱が、関東では青箱が多く販売されているのです。

引用:製品紹介 永遠のロングセラー 赤箱と青箱の違い(牛乳石鹸共進社株式会社)

近所に数軒ドラッグストアがありますが、赤箱はみたことがありません。たまたまなのか、やはり東京では「青箱」が人気なのか、このモヤモヤを解決すべくウレコンを使って調べてみました。

やはり関東では青箱、関西は青箱と赤箱が拮抗

関東ではやはり1位は青箱で、「カウブランド 青箱 バスサイズ 130g×3」でした。「赤箱」も4位にランクインしていますが、シェアは7.8%と、1位「青箱」の3分の1以下にとどまっています。

そして関西はというと、やはり「青箱」が1位ですが、市場シェアは15.78%で2位の「赤箱」も13.29%と大きな差はありません。やはり関西では関東に比べ「赤箱」の強い人気がありそうです。

また私の周りの友人はほぼ全員ボディソープ派ですが、石鹸を使っている人の年齢層が気になり、こちらもウレコンで比較してみました。

石鹸購入者の比率は、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』世代である70代で最も高くなっています。また40代以降も一定の割合で購入者がおり、ボディーソープのように40代をピークに右肩下がりとなることはないようです。ボディーソープは石鹸と比較するとかなりリピート率が高く、やはり一度使うと泡立ても楽ですし、石鹸には戻れないとなるのでしょうか?

今回、牛乳石鹸の青箱と赤箱はパッケージだけでなく洗いあがりも違うと学んだので、早速2つを比較して使ってみたいと思います。しっとり感が強い赤箱は、やはり洗顔に使いたいですね。サイトにも「赤箱女子増えてます」という特設ページがあるくらいですから。

まだまだ手洗いの徹底が続きそうです。洗い心地や香りで、お気に入りの石鹸を見つけてみるのはいかがでしょうか?