やっぱりこれからの時期、シチューですよね!

どうもみなさん、こんにちは。2回目の登場、かっちゃん(♂)です。気づけば二十四節気の立冬を過ぎ、暦の上ではもう冬。食卓ではあったかメニューが欲しくなりますね。今回はその冬のあったかメニューの定番の1つ、シチューについて、色々調べてみました!ちなみに私、ご飯の時に牛乳を一緒に飲むのは得意ではありませんが、シチューをご飯にかけて食べるのは好きです。

インスタントシチューランキング!

True Dataのカテゴリ分類では、シチューにもさらに細かい分類があります。レトルトパウチや容器の中にすでに調理されたシチューが入っていて、加熱するだけの「レトルトシチュー」と、ルウの状態で売られている「インスタントシチュー」があります。今回は自宅で様々な具材を入れて料理をすることを想定し、「インスタントシチュー」について見てみました。現在のウレコンの集計期間は2021年8月1日~2021年10月31日。カテゴリの上位10商品はこちらとなっています。

上位3商品は全てホワイトシチューでした。「北海道シチュー クリーム 180g」、「ハウス シチューミクスクリーム 180g」、そして「北海道シチュー コーンクリーム 180g」です。しかもこの3商品の市場シェアを合計すると約50%、多くの人に支持されているんですね。ビーフシチューの最上位は、市場シェア4位の「北海道シチュー ビーフ 172g」。ベスト10入りしているインスタントシチューの中で、ビーフシチューはこの商品のみでした。やはり、シチューというとビーフシチューよりは圧倒的にホワイトシチューが食べられているようです。

シチューの購買年齢層は・・・

そうか?意外とビーフシチューも家で食べる機会多いぞと思って、ホワイトシチューとビーフシチューの購買動向に何か違いはないか、それぞれ最上位となった2商品で比較してみました。興味深い違いが見られたのは、購入される方の年齢層です。

30代までの年齢層では、両商品での傾向に大きな違いは見られませんでした。それが、40代~50代はインスタントシチューカテゴリ全体平均と比較し、ビーフシチューが人気、70代~80代はその逆にクリームシチューが人気でした。

40代~50代の購買層として思い浮かべられるのは、子育て世代でしかも子供が育ち盛りの家庭でしょうか。それも加味すると、ビーフシチューは若年齢層に支持されやすく、高齢者層はビーフシチューよりホワイトシチューをより好む傾向になると言えるでしょうか。参考までに、ビーフシチューの中で2番手となっている「S&B 濃いシチュー ビーフ 168g」も同様の傾向が見られました。

勝手にスーパーマーケットの店員になった気持ちで考えると、お店の周りにお子さんのいるお宅が多い場合は、ビーフシチューの品揃えを少し増やし、お店の周りにご高齢の方がお住まいの場合は、クリームシチューの品揃えを強化したくなりますね。

今回はシチューカテゴリの違いを見てみましたが、いかがでしたでしょうか?お店でお買い物をされる皆さんにとっては、「普段買っている商品から、たまには他の種類に冒険してみようと思うとき、世間ではどんな商品が人気なのかしら」という気づきもあったのではないでしょうか。是非皆さんも、ウレコンを使い倒して、色々な気づきを見つけてください!