野菜高騰の救世主、売れてる「冷凍野菜」とは?

キャベツ1玉580円。この冬は野菜が異常な高値を記録し、ニュースをにぎわせています。理由は実りの秋に天候不順だったため。2月には少し価格が落ち着いくと発表されていましたが、寒さの影響でどうやらまだ高値が続くもよう。「た、高い・・・」とスゴスゴ野菜売場を後にするTrue DataのD子です。

こんな時、とても助かる存在なのが比較的価格が安定している冷凍野菜。今、どんな冷凍野菜が売れているのでしょうか?ウレコンでは「冷凍農産素材」というカテゴリに含まれていますのでチェックしてみました。

3大冷凍野菜は何だ?

ウレコンの「冷凍農産素材」ランキングは下記のとおりです。フライドポテト類も含まれていますが、生の野菜の代わりとして使われる冷凍野菜(太字)をみてみます。
(C) ウレコン powered by True Data

ランキング上位には

  • 冷凍ほうれん草
  • 冷凍ブロッコリー
  • 冷凍いんげん

がランクインしています。共通点は「濃い緑色」。野菜が高くて買い控えると、メイン料理の付け合せが寂しくなるので、この「3大冷凍野菜」で栄養だけでなく彩りも取り入れているのではないでしょうか。これらはリピート率も高く3割近い人が3ヶ月に2回以上購入するリピーターです。お弁当にも便利なので冷凍庫に常備しているのかもしれません。

冷凍野菜はどれくらい売れている?

実際のところ、今シーズンは冷凍野菜の売れ行きが伸びているのでしょうか?ウレコンを運営するTrue Dataの分析ツール「ドルフィンアイ」で「冷凍農産素材」の販売点数を見てみると次のようになりました。
(C) ドルフィンアイ powered by True Data
※1店舗あたりの販売点数/対象:スーパーマーケット

2017年は前年と比べて売上げは低い傾向でしたが12月、1月は前年を超え、売上げは上昇傾向にあります。2月以降も売上げの上昇が続くのか、気になるところです。今年の冬は少し野菜不足になった方も多いのではないでしょうか。春野菜の季節が待ち遠しいですね。

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