統計家も注目した「チョコレート効果」の意外なファン層

スーパーのお菓子売場にずらりと並んだチョコレート。ずいぶん種類が増えたな、と思いませんか?いつも悩んだ末に2個買いしてしまう、True Data広報のD子です。先日フジテレビの『THE NEWS alpha』という番組で、「チョコレート市場が右肩あがり」という特集が放送されました。この日、木曜のコメンテーターは有名な統計家の西内啓氏。当社の購買データを引用してチョコレート市場の「新トレンド」を解説しました。

新トレンドとは、近ごろ人気の「機能性チョコレート」。ポリフェノールや乳酸菌などさまざまな成分をアピールしたチョコレートです。ウレコンのチョコレートカテゴリから、機能性チョコレートの特徴を見てみました。

一番売れてる機能性チョコは?

チョコレートランキングの最上位に登場する機能性チョコレートはこちら。
明治 チョコレート効果 カカオ72% BOX 75g

標準チョコレートの2倍以上ものカカオポリフェノールを含んだ、健康を考えるチョコレートです。カカオ豆は赤ワインやコーヒーよりもポリフェノール含有量が高く、効率的に摂取できるチョコレートは「お菓子」を越えて「健康食品」としても消費が増えているのですね。

チョコレート効果のファンは何歳か?

番組でも紹介されたこの「チョコレート効果」は、購入者層に意外な傾向があります。ウレコンの「年齢層」グラフにもハッキリとその特徴があらわれていました。

赤い折れ線グラフがチョコレート全体の年齢層で、緑の棒グラフが「チョコレート効果 カカオ72% BOX 75g」の購入者年齢層です。チョコレート全体では40代が最も多いのに対し、「チョコレート効果」は60代が最も多く、つぎは70代。シニアの方にファンが多いことがわかります。チョコレート市場拡大の背景には、健康意識の高いシニアの存在があったのですね。

さて先日、スーパーのチョコレート売場でのこと。「どれにしよう~」と長々悩んでいるD子の横で、シルバーヘアのショートカットが似合う綺麗な女性が「チョコレート効果」をパッと手にとり、颯爽と去っていきました。あの迷いの無さはきっと毎日食べているのに違いない!D子もつられて「チョコレート効果」をカゴへ・・・さて、ポリフェノール効果はいかに。