春ですね。春というと入学に就職と、新しい生活を迎える人も多いはず。実家から京都の大学へ進学したまことが、はじめての1人暮らしで、はじめて作った料理の1つが「混ぜご飯」でした。ということもあり、春になると、ぼくの頭にはいつも「混ぜご飯の歌」が流れます♪(いや、、歌ってありましたでしょうか?)。
そこで、今回はどんな「混ぜご飯の素」が売れているのかを、ウレコンのデータから見ていきましょう。
まずは、「混ぜご飯」の定義を確認しておきますね。
炊(た)きたてのご飯または塩やしょうゆなどで味つけしたご飯に、別に調味した具を混ぜ込んだもので、ご飯料理の一つである。米と具を同時に炊いたものは炊き込みご飯という。青菜を刻んで混ぜた菜飯(なめし)は混ぜご飯の一種である。たけのこ飯、まつたけ飯、五目飯なども、米とともに炊き込めば炊き込みご飯に、別に煮てご飯に混ぜれば混ぜご飯になる。そのほか、五目ずしも混ぜご飯の一種である。
(コトバンク 『混ぜご飯』)
という定義がありますが、ここではもっと広くとって「ご飯に混ぜたり・かけるもの」ということで、ウレコンの「まぜ御飯の素」カテゴリを調べたいと思います。
全国シェア1位は、『永谷園 焼豚チャーハンの素 』
「永谷園 焼豚チャーハンの素」は、卵とご飯を用意してフライパンで3分炒めるだけで、簡単にパラッとしたおいしいチャーハンができるという画期的な商品ですね。1人暮らしをしているときに卵を買い忘れて、途方に暮れたことを思い出しました。
王道混ぜご飯では『丸美屋食品工業 とり釜めしの素』がトップに
主役の鶏肉に、筍・にんじん・椎茸・わらびを加えて、鶏肉の旨味と、野菜や調味料の旨味がぎゅっと詰まった味わい深い釜めしの素です。まさに定番の風格です。
リピート率も平均を越える13.61%とリピーターがやはり多いですね。ぼくもよく食べました。
地域ごとに特徴的な商品をリストアップ
さて、今回混ぜご飯カテゴリーを調べるとおもしろい結果が出ています。というのは、全国各地での混ぜご飯で特徴的な商品が、トップシェアを持っていることが多いということです。お国柄がでているということなのでしょうか? いくつか、まこと的好みで選んでみることにします。
では、北海道から見ていくことにしましょう。
北海道といえばカニ!
やはり、北海道といえばカニ!ということで、北海道から選んだのは3位に入っている『鍋物屋さんのかに味ぞうすいの素』(グリコ)です。
公式サイトの情報によれば、「ねぎ、にんじん、わかめなどの具材が入った、焼き蟹風味のぞうすいの素」だそうです。鍋と言えばやはりカニ!がいいですよね。そして、〆の雑炊もということで、とても美味しそうな一品です。
東北は低カロリー食品
次に東北はどうでしょうか? こちらはトップ5の構成がとても興味深いです。トップ5のうちの4商品がグリコの商品になっています。その中でも、1位、2位、5位に入っている菜彩亭シリーズは、1パック80kcalという低カロリー食品です。
関東は五目チラシ
関東をみましょう。ここは「ミツカン 五目ちらし」と「永谷園 すし太郎 黒酢入り 」がトップ5にランクインしているように、すし系が人気のようですね。
米国に留学していたときに、すし太郎を使って、海外の人にお寿司を振る舞ったことを思い出しました。
中部はどんぶり強し!!
中部地方に移動しましょう。中部地方ではマルハニチロ商品の強さが際立ちます。
近畿はちょっとぞうすい
近畿地方に移動しましょう。
近畿地方でのまこと的注目は、「ちょっとぞうすい」です。「かに」と「さけ」がTOP5にランクインしています。こちらは学生時代、そして社会人になりたての頃にも、よくお世話になった商品です。
中四国はトリ!
中国・四国地方をみましょう。
ここでの注目は、やはり大分に本社を置く企業「有限会社原食品研究所」の「日田天領 鶏めしの具」です。
大分の味「天領日田鶏めしの具」「天領日田鶏めしおにぎり」「国産赤鶏炭火焼」も販売している企業です。大分県は、鶏肉の消費量が日本一だそうで、鳥料理のメニューとして、とり天が有名ですね。そのためか、鶏めしに対するこだわりもあるのかもしれません。他の地域では手に入りにくい商品かもしれませんので、気になった方は有限会社原食品研究所のサイトから注文してみるのはいかがでしょうか?
九州はわかめ!
最後は九州です。
ここだけは、6位までみてみましょう。なんと5位、6位にわかめごはんがランクイン。九州では、わかめごはんが人気なのでしょうか?
6位の『炊き込みわかめ 』は、赤しそのふりかけ「ゆかり」で有名な三島食品株式会社の商品です。
地域ごとに、少し特徴があった混ぜご飯のランキングでした。今回ランキングインした商品には、まだまだまことがチャレンジしたことがないものが多かったので、春ですから新しくチャレンジしたいと思います!