今年の夏は、例年以上にそうめんを食べました。また、新たにメニューとして加わったのが、うどんでした。ゆでたうどんを水で洗って、好みのつゆで食べていたまことです。
つゆがあれば、手軽に調理できて便利ですよね。今年も各社から期間限定商品が続々と登場しました。冷たいうどんで食べる商品もあれば、温かいうどんにかけて食べる商品もあり、本当に選ぶのに苦労しました。つゆは、うどんに限らないので、そうめんにかけたりと気分によって麺を選んでいました。もちろん、定番のめんつゆでいただくことも忘れませんでした!
ということで、まずは、定番商品が多数ランキングに入っているつゆランキングから見ていきましょう。
つゆの市場ランキング1位は10年ぶりにリニューアルした「ヤマキ めんつゆ 2倍濃縮 500ml」
1位になったのは、「ヤマキ めんつゆ 2倍濃縮 500ml」です。
ヤマキ株式会社によれば、「めんつゆ」を10年ぶりにリニューアル発売したそうです。
ヤマキの「めんつゆ」は、1979年の発売以来、多くのお客様にご愛顧いただいている、「鰹節屋・だし屋」の看板商品です。さらなるおいしさを追求しながら、約10年の研究開発を重ね、2020年春にリニューアルを行います。
品質の改訂にあたり自社で調査した結果によると、年間を通じて濃縮つゆでよく作る料理の55%として挙げられたのが「麺料理」でした。また、麺を食べるときの“つゆ“の重視点は、つゆの「だしの香り・風味」「だしのうま味」がダントツでした。
ヤマキは、新たに開発した独自原料をブレンドすることで、鰹節の豊かな香りを高め、さらにうるめいわし節といわし煮干のうま味をブレンドし、深みのあるうま味を持つ「めんつゆ」に仕上げました。だしの香り・風味、うま味をアップさせたことで、冷たい麺のつけつゆはもちろん、温かい麺のかけつゆもさらにおいしくなりました。だしを効かせているので、麺以外のどんな料理もおいしく簡単に仕上げることができます。
引用:プレスリリース 「ヤマキ「めんつゆ」10年ぶりにリニューアルだしの香り・風味、うま味がさらにアップ」(2020年1月8日)
めんつゆは、しょうゆ・砂糖・和風だしという和食の基本となる調味料が配合されているので、麺を食べるときに使うだけでなく、最近は、煮物などに利用する人も多くなっていますし、洋食に使う人もいるようです。
検索のトレンドを調べることができるGoogle トレンドで、過去5年間のめんつゆの傾向をみました。
やはり、年々、注目度が上がってきていることが見て取れます。
幅広いメニューに使えるということで、ヤマキでは、【お手軽めんつゆレシピ】をサイトに公開しています。その中で、まことが気になったレシピは、「野菜の和風ラタトゥイユ」です。最近、一般的なラタトゥイユを作ることが多くなったので、和風版で、レパートリーを1つ増やせるかも!と思いました。
お気に入りの“袋入りのうどん用つゆ”、今年の夏の購買動向はどうだった?
この夏にたくさん食べた“袋入りのうどん用つゆ”で、お気に入りの1つだったのが、「ミツカン まぜつゆ 冷やしすだちうどん」でした。
まぜつゆは、麺にかけて混ぜるだけですぐに食べることができる麺用調味料シリーズです。その中でも、「ミツカン まぜつゆ 冷やしすだちうどん」は、かつおだしのきいたつゆにすだち果汁を加え、すだちの風味とさわやかさが特徴的な、麺にかけてまぜて食べる麺つゆです。
この商品は期間限定商品なので、今回は過去2年分の購買データを見ることができる、True Dataの購買データ分析ツール「Dolphin Eye」でスーパーマーケットにおけるこの夏の購買動向をチェックしてみました。
前年と今年の購買状況を見ると、まさに限定商品として特徴的な購買動向が見て取れます。
ぼくをはじめ、多くの人が購入したようですね。
再び、検索のトレンドを調べることができるGoogle トレンドで、過去5年間の「冷たい+うどん」で傾向をみました。出でよ! Google トレンド!
ピークになっているのが、7月〜8月になります。山がどんどんと大きくなっていることから、年々、注目が高まってきていることが分かります。
さらに、詳しく、過去2年間(2019/03/01~2020/09/30)の傾向を見てみます。
トレンドが上がり始めているのは、昨年と変わりませんが、4月下旬から5月上旬にかけて急速に2020年のトレンドが2019年を上回っています。この時期は自粛期間となっており、またスーパーマーケットからパスタなどが消えた時期と一致しているので、自宅での食事で注目が上がったのかもしれません。
検索トレンドと購買情報を組みあわせるとおもしろい傾向がでるのかもしれませんね。
最近ではすっかりおなじみになったうどんつゆです。今年も多くの商品が発売されました。来年の新商品も期待したいと思います。