皆さんは「チョコレート」を購入する際、カカオの含有率を意識していますか?最近カカオの健康効果が注目されていますが、カカオ濃度によって購買層の違いはあるのでしょうか。
今回はウレコンを運営する株式会社True Dataで営業部に所属しており、苦めのチョコレートが好きなネコが「カカオ72%」、「カカオ86%」、「カカオ95%」の3種類を展開している「チョコレート効果」を取り上げ、分析していきたいと思います。
「チョコレート効果 カカオ72% BOX 75g」をチェック!
まずは、3種類の中ではカカオ含有率の少ない「チョコレート効果 カカオ72% BOX 75g」の各データを見ていきましょう。(参照:ウレコン)(集計期間: 2023年12月01日~2024年02月29日)
市場シェア率0.32%は「チョコレート」カテゴリ内で79位です。また、リピート率は14.23%と平均リピート率7.05%を大きく上回っています。
「チョコレート」カテゴリ全体には一般的な甘いチョコレートなどが含まれていますが、カテゴリ全体の男女比と比較すると、男女比は同程度でした。
また年齢層においては、カテゴリ全体に比べ、高齢層の数値が高くなっています。
「チョコレート効果 カカオ86% BOX 70g」をチェック!
続いて、カカオ含有率が72%から14ポイント上がった「チョコレート効果 カカオ86% BOX 70g」の各データを見ていきましょう。
市場シェアの順位は「チョコレート」カテゴリ内で192位となり、先ほどの「チョコレート効果 カカオ72% BOX 75g」に比べ、大きく順位が離れています。またリピート率は13.73%となっており、本商品も平均リピート率7.05%を大きく上回っています。
男女比はカテゴリの平均値と比較すると、男性比率が伸び、女性比率が下がっている傾向が見られます。
先ほどの「チョコレート効果 カカオ72% BOX 75g」ではカテゴリ全体数値と同値であったため、カカオ濃度が上がることで男性比率も上がっていることが読み取れます。
また年齢層においては、カテゴリ全体に比べ、60代~70代の構成比がより高くなっています。
「チョコレート効果 カカオ95% BOX 60g」をチェック!
最後に最も濃度の高い「チョコレート効果 カカオ95% BOX 60gの各データを見ていきましょう。
市場シェアの順位は「チョコレート」カテゴリ内で236位となり、カカオ濃度が上がるにつれて順位は下がる傾向がみえてきました。一方でリピート率は19.95%と、3商品内でダントツ高い結果となりました。
既出の「チョコレート効果 カカオ72% BOX 75g」、「チョコレート効果 カカオ86% BOX 70g」では女性比率は70%を超えていましたが、「チョコレート効果 カカオ95% BOX 60g」の女性比率は61%となっています。
また年齢層はカテゴリ全体の構成比と比較し70代がかなり乖離しており、特徴的な結果となりました。
最後に
今回はチョコレート効果における、購買層の違いについて見てきましたが、いかがでしたか?
分析結果からカカオ濃度が上がり甘さが控えめになるにつれて男性比率が上がる傾向が見られましたね。私としては苦いチョコレートは男性人気が高い印象があったため、今回の分析結果には非常に共感しています。
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