最近、ちょっとブームのオートミールを朝食に

以前勤めていた会社の友人が、最近オートミールに凝っていると聞いて、「お、ぼくも」と思ってしまったマコトです。

米国に出張したとき、近くの人がオートミールを食べているのをみて、「おいしくなさそう」と思いました。そういったこともあり、長い間食べず嫌いだったのです。でも最近になって実際に食べてみると、見た目は相変わらずそそらないのですが、なかなかいけると思ったのです。キーイメージにあるオートミール粥ですが、クセがないため和洋中のいろいろな味つけと合うことも分かってきました。

オートミールとは、燕麦(オーツ麦) を押し潰すかカットして加工したものです。

オートミールのレシピ本もかなり売れているようですし、レシピサイトでも多くのアレンジ料理が掲載されています。特に「オートミールでダイエット!」というのが人気のようです。オートミールは低カロリーなだけでなく、食物繊維、ビタミン、ミネラル、たんぱく質などを豊富に含む点も、ダイエット食品として選ばれている理由のようです。パンやご飯といった主食をオートミールに代えれば、カロリー控えめながらも栄養はしっかり摂取!といった感じでしょうか。検索してみると、ボディービルダーなどのアスリートやハリウッドセレブも食べているとのことです。

ではここで、Google トレンドで過去3年間の検索人気トレンドを見てみましょう。

やはり急速に人気が高まってきているようですね。そこで、どういった単語が関連ワードにはいっているかを同じくGoogle トレンドで見てみます。

オートミールとチーズリゾットというのは分かる気がします。個人的には、キムチとオートミールというのはひらめかなかったです。どうも、オートミールとキムチでリゾットを作る人が多いようですね。まさに国際的な食材の組み合わせです。

そんなアレンジレシピもたくさんあるオートミール商品で何が売れているのか、ウレコンでシリアル類の市場ランキングから見てみましょう。

オートミール商品が第3位のシリアル類市場

日本食品製造合資会社の「日食 プレミアムピュア オートミール 300g」が3位でした。リピート率も平均より高くなっており、定番商品となってきているのでしょう。

実際に2年間のシェアの推移をみると、以下のように昨年に比べて増加しています。

日本食品製造合資会社は、1929年に、北海道産の燕麦やとうもろこしを原料として、栄養に優れたオートミールやコーンフレークの製造を日本で初めて行ったそうです。日本におけるオートミールの原点なのですね。

オートミールについては、 公式サイトでさまざまなアレンジレシピが掲載されているので、試してみたいと思います。