男性がひとり暮らしを始めると、やはり話題になるのは「洗濯」ですね。今まで親に頼っていた洗濯を、自分でやらないといけなくなるからということだと思いますが、中学から洗濯は自分でやっていたまことです。
さすがに中学の頃にはすでに全自動洗濯機はあったので、洗剤をいれてボタンを回せば(→時代を感じさせる言葉)、あとは干すだけで終わりなので、そんなに苦労することではなかったです。ただ、運動部に所属していたので、練習着を洗うことになり、どうしても人の倍以上の洗い物がありました。
ひとり暮らしを始めてからは、学生向けのマンションや会社の寮には備え付けの洗濯機があり、洗濯機は「所与のもの」といった感じだったので、1人でアパートを借りて、初めて買う洗濯機は悩んだものでした。特に乾燥機をどうするかということで。1台目は乾燥機別の機種を買いましたが、めでたく引退した2台目以降は、ドラム式自動洗濯機を使っています。
そんな洗濯機人生を歩んでいる まことにとって、春とても気になったCMがありました。それは、「アタック ZERO ドラム式専用」です!
アタックブランドの新商品 アタック ZERO(ゼロ) 登場
2019年4月1日に発売開始された『アタック ZERO(ゼロ)』は、「花王が独自に研究開発した、花王史上最高の洗浄基剤「バイオ IOS」を主成分とする商品の第一弾となります。衣類がよみがえる「ゼロ洗浄」をめざし、“アタック液体史上最高の洗浄力”を実現」(花王 プレスリリース)した商品です。
出典: 花王
日経トレンディでは、2019年の上半期ヒット商品に加え、令和ヒットを予測する特集の中で、アタックZEROを取り上げています。
「油になじみやすく水に溶けやすい」という、相反する特徴を併せ持つ新基剤を採用した洗剤。「花王史上最高の洗浄基剤」をうたい、従来商品「アタックNEO」を終売するなど、自ら退路を断つ強気の戦略で発売9カ月で売り上げ300億円を目指す。若手俳優5人を使ったCMも奏功し、立ち上がりは好調。特に「片手で計量できるワンハンドプッシュタイプが売れている」(花王)。
引用:日経クロストレンド 「【日用品】バス用洗剤、アタックZERO… 19年上半期&令和ヒット」
※日経クロストレンドをご覧いただくには会員登録が必要です。
その中でも特に気になったのが、花王では初となる「ドラム式専用」商品です。では、令和ヒットと予測されたアタックZEROの売上はどうなっているのでしょうか?
衣料用合成洗剤の市場の売上は?
まずは、ウレコンで衣料用合成洗剤の市場を見てみることにしましょう。
1位から10位の中で、粉末洗剤である「ニュービーズ 」を除いて、すべて詰替商品です。ということで1位「アタック 抗菌EX スーパークリアジェル 詰替」の本体である「アタック 抗菌EX スーパークリアジェル 本体」をみてみましょう。
2月1日から4月30日までの売上で、24位に入っています。
アタック ZERO 、好調に売り上げ上昇中
では、4月1日に発売開始されたアタックZEROの売上を、購買分析ツールの「Dolphin Eye」を使ってみてみることにしましょう。
「アタックZERO ワンハンドタイプ 本体 400g」 、「アタックZERO 本体 400g」 、「アタックZERO ドラム式専用 ワンハンドタイプ 380g」、「アタックZERO ドラム式専用 380g」 の市場シェア順位をみると、それぞれ、次のようになりました。
- アタックZERO ワンハンドタイプ 本体 400g :30位
- アタックZERO 本体 400g :35位
- アタックZERO ドラム式専用 ワンハンドタイプ 380g :68位
- アタックZERO ドラム式専用 380g :90位
(データ期間:2019年2月11日~2019年5月5日)
トップ商品の「アタック 抗菌EX スーパークリアジェル 本体」が24位ということですから、販売間もないアタックZERO ワンハンドタイプが、すでに30位にランクインしているというのは、立ち上がり順調といった感じですね。
上で紹介した日経クロストレンドで、「片手で計量できるワンハンドプッシュタイプが売れている」(花王)というコメント通りの「ワンハンド」タイプが売れているようです。個人的にも試してみるなら、ワンハンドのほうだなと思っていたので、納得の結果でした。
これから暑い時期が続きますので、ますます洗濯機が大活躍となります。令和最初の夏は、家のドラム式自動洗濯機で「アタックZERO ドラム式専用 ワンハンドタイプ」を使って、洗濯したいなと思ったのでした。(令和のヒット予測にちなんで。。。)