株式会社明治から発売されているロングセラーチョコレート菓子、「きのこの山」と「たけのこの里」。どちらが好みかという「きのこたけのこ論争」は、もはや国民的な話題ですよね。
弊社ブログでは2018年にもウレコンを用いて両商品の市場データを分析し、当時は「たけのこの里」の市場シェアが大きいという結果でした。前回の記事から7年が経ちましたが、最新のデータでは両商品の市場シェアや購入層はどのようになっているのか詳しく見ていきたいと思います。
[2018年の分析記事はこちら]
「たけのこの里」が優勢。「チョコレート」カテゴリ内でも市場シェア1位に
まずは「きのこの山」「たけのこの里」が属している「チョコレート」カテゴリの市場シェアランキングを見ていきましょう。
集計期間:2025年7月1日〜2025年9月30日

2025年7月〜2025年9月の購買データによると、2018年と同様、「たけのこの里」が「きのこの山」を上回る状況が続いています。一方で、前回調査時と比較すると「チョコレート」カテゴリ内における両商品の市場シェアランキング、リピート率は以下の通り大きく上昇しているようです。
▼市場シェアランキング
・たけのこの里:10位(2018年)→1位(2025年)
・きのこの山 :38位(2018年)→4位(2025年)
▼リピート率
・たけのこの里:14.4%(2018年)→16.5%(2025年)
・きのこの山 :13.7%(2018年)→16.0%(2025年) 
上記のように市場シェアランキング、リピート率ともに両商品増加していることから、新たなファンも獲得しながら、長年のファンにも愛され続けていることが分かりますね。
購入年齢層を比較!支持される年代に違いはある?
次に、どのような方から支持されているのか両商品の購入者の年齢層を比較してみます。
左のグラフは「たけのこの里」、右のグラフは「きのこの山」を購入している年齢層を表しています。


上のグラフを見ると購入者の年齢層に明確な違いがあることが分かります。
「たけのこの里」は「チョコレート」カテゴリを購入している年齢層と比較し、20代〜40代の購入割合が高い傾向にあります。一方で「きのこの山」は20代に加え、特に40代〜50代からの支持が厚いようです。
さらに60代〜70代の購入割合で比較するとどちらもカテゴリ平均には達していませんが、「きのこの山」は「たけのこの里」よりも割合が高く、同じシリーズでありながらそれぞれ異なる年齢層から支持を集めていることが分かりました。
最後に
今回は2018年の弊社ブログの記事と比較しながら「きのこの山」「たけのこの里」の市場シェア・購入層の違いについてみてきましたがいかがでしたか?
実は「チョコレート」カテゴリの市場シェアランキングの6位には「明治 きのこの山とたけのこの里 8袋(JANコード:4902777219608)」という両方が入ったアソートパックがランクインしているのです。(2018年は14位にランクイン)

この結果から「きのこの山」「たけのこの里」どちらかを選ぶのではなく、「両方とも楽しみたい」という消費者のニーズも存在することが分かりますね。また、両商品が入っているため人が集まる場でも誰もが満足できる選択肢として支持されているのかもしれません。
ウレコンでは商品ごとの性年代構成比や購入曜日・時間を見ることが出来ます。他の商品の購入データが見たい方は是非チェックしてみてください!
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>カテゴリ「チョコレート」
>「トッポ 2袋」
>「ガーナ ミルク 50g」


 
						 
	        		             
	        		             
	        		             
	        		             
	        		             
	        		             
	        		             
	        		             
						 
						 
						 
						 
						