生活必需品になったマスク市場と新しい生活様式

春先はコロナ対策で、マスクを探していた人も多いのではないかと思います。まことも探していた時期がありましたが、4月下旬にもなると、自宅に近い商店街の惣菜屋さんや電気屋さんなどで、マスクが山積みになっていて、驚いたものでした。世の中では、「ナゾノマスク」と呼ばれているようですね。

そして、5月も下旬になると、近くのドラッグストアでは、よく知ったブランドのマスクも見かけるようになりました。当分の間、欠かすことのできない生活必需品となるマスクですが、今、マスク市場では、どのような商品が売れているのでしょうか?2020年3月~5月のマスクカテゴリの売上をウレコンでチェックしてみました。

マスク市場:アイリスオーヤマ サージカルマスクが1位

「アイリスオーヤマ サージカルマスク ふつう 7枚」が1位でした(写真は60枚入り)。

花粉やウイルス飛沫を99%カットするフィルターを採用しています。特殊Vカット加工が頬との隙間を低減、長時間ぴったりフィットし花粉などの侵入をブロックします。天面に窓がついているので、箱を開けずにマスクを取り出すことができます。

引用:アイリスオーヤマ公式サイト

ここででてきた「サージカルマスク」とは、医療現場や医療用に使用するマスクのことです。医療現場用ということですが、ドラッグストアなどでも販売されています。マスクのフィルターが不織布で作られています。

形状は、大きく分けてプリーツ型と立体型があります。プリーツ型は、口を動かしてもずれにくく、マスクを装着したままでも、楽に会話することができます。立体型は、人の顔の形に合わせてデザインされているために、ピッタリとフィットします。また、装着時には口とマスクの間に空間があり、口紅などの化粧がマスクにつきにくいために、女性にお勧めです。

マスク市場:2位もアイリスオーヤマ

2位には、1位と同様にアイリスオーヤマ の「アイリスオーヤマ 安心・清潔マスク」が入りました(写真は40枚入り)。

花粉やウイルス飛沫を99%カットするフィルターを採用しています。特殊Vカット加工が頬との隙間を低減、長時間ぴったりフィットし花粉などの侵入をブロックします。耳が痛くなりにくいやわらか丸耳ひもを採用しています。口元空間をキープするダブルΩプリーツ加工で会話が楽にできます。1枚ずつ取り出せる便利な取り出し口が付いています。携帯に便利な個包装です。

引用:アイリスオーヤマ公式サイト

これから夏場にかけて、やはり気になるのは、マスクをしているときの暑さですね。厚生労働省では、「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントをまとめています。その中から、マスクについての記載を引用します。

マスクは飛沫の拡散予防に有効で、「新しい生活様式」でも一人ひとりの方の基本的な感染対策として着用をお願いしています。ただし、マスクを着用していない場合と比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることがあります。
したがって、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。
マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要です。
外出時は暑い日や時間帯を避け、涼しい服装を心がけましょう。

引用: 厚生労働省:<「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント>

まだまだ、with コロナの生活は続きますが、体調に気を付けて過ごしていきましょう。