絶好調のお菓子「グミ」に迫る【後編】 
「グミ売上ランキング」発表!

最近スーパーマーケットのお菓子コーナーで存在感を増しているグミキャンディ。その独特の食感や美容・健康志向から若い世代中心に人気を集め、市場が拡大しています(詳細は絶好調のお菓子「グミ」の人気に迫る【前編】へ)。

今回はTrue DataのD子がウレコンから「グミキャンディ」の最新売上ランキングを発表します!全国のスーパー、ドラッグストアのID-POSデータをもとに無料公開している「ウレコン」では、グミは「キャンディ・キャラメル」というカテゴリに入っています。このキャンディ・キャラメルのランキングからグミのみを抜き出してランキングを作成しました。

★グミ売り上げランキングTOP20 (個数順/期間:2017年9月~11月)★

(C) ウレコン powered by True Data
※価格は税抜き
※市場シェアはキャンディ・キャラメルカテゴリ内の購入個数の割合

4割を占める「果汁グミ」、王道はグレープ味

まず目に付くのは、明治果汁グミの圧倒的な存在感。上位10位内に、「ぶどう」「みかん」「いちご」「アセロラ」と4種類もランクインしています。実は、日本で初めてグミを製造したのが㈱ 明治(旧明治製菓)。1980(昭和55)年「コーラアップ」を発売したのが始まりで、その8年後「果汁グミ」を発売しました。もう30年近くも親しまれているロングセラー商品なのですね。果汁100(生果汁換算比)がウリで、「くだもの感」を前面に押し出しています。1位の果汁グミ、5位のポイフル、9位のひもQ、13位GOCHIグミ、20位コーラアップ・・・これらはすべて明治の商品で、ランキングの半数を占めています。「♪チョコレートは明治」「♪グミも明治」だったのですね

「味」に着目してみると、今回のランキングTOP20のうち4割にあたる8商品がグレープ味でした。多くの種類がある果汁グミも1位はぶどう味。グミキャンディにグレープ味が多い理由は「水分量が適当だから」「色の再現性が良いから」などと言われています。グレープ味はグミキャンディの王道と言えそうです。

「食感」について見てみると、硬めの食感をアピールしたハード系も多くランクインしています。「アルデンテな噛みごこち」のフェットチーネグミ(4位)、「硬め食感」のつぶグミ(6位、8位)、「超弾力ハード」なコーラアップ(10位)などです。ガムに代わって仕事の合間の小腹満たしやリフレッシュに常備している人も多いのかもしれません。

みなさんお気に入りのグミはランクインしていましたか?グミキャンディは売上げが好調で次々と新商品も登場しています。今後のランキングにもぜひご注目くださいね。